東京のスペイン語専門学校 アカデミア カスティージァ

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los reyes magos

東方三賢者の日

1月6日東方三賢者の日とは?スペイン人は何を祝う?

スペイン東方三賢者の日について説明

スペインのクリスマスは、12月24日から新年1月6日まで続きます。1月6日は東方三賢者の日でスペインでは子供等がプレゼントを貰う日です。

1.東方三賢者とは?

東方三賢者についての説明

新約聖書において東方三賢者とは東の占星術師でメルキオール、カスパール、バルタザールを指します。キリストが誕生した際にラクダに乗って現れ祝し、キリストに黄金、乳香、没薬を贈ったとされています。

2.スペイン人はどう祝う?

1月5日

午後から夜にかけてCabalgataというパレードがあります。これは各市町村が主催しており、役場の人が東方三賢者となり飴をフロート車から投げます。そして子供や大人等がこの飴を拾います。

1月6日

子供達はこの日の為に事前に東方三賢者に欲しい物リストやその年どれ程良い行いをしたかについて手紙を書きます。また、前日にはクリスマスツリーの下にクッキーなどの食べ物や飲み物を置きます。

6日の朝、東方三賢者にお願いしたプレゼントがツリーの下に置いてあり子供達も大喜び。ただし、悪い行いをした子にはプレゼントではなく炭が置かれるそうです。

3.この日スペイン人は何を食べる?

ロスコン・デ・レジェスについての説明

東方三賢者の日にスペイン人はロスコン・デ・レジェス(roscón de Reyes)という甘いドーナツ型の人形入り菓子パンを食べます。スペイン版クリスマスケーキですね。表面にはドライフルーツのシロップ漬け、 スライスアーモンド、粉砂糖が飾られており、中は生クリームやチョコレートクリームと一緒に人形も入っています。人形が当たった人は幸運になるそうです。

4.まとめ

スペインの子供達はクリスマスではなく1月6日にプレゼントを貰いますね。プレゼントはサンタクロースではなく東方三賢者が持ってくること、またクリスマスケーキではなく菓子パン(roscón de Reyes) を食べる習慣は、私たちが知っているクリスマスの慣しとは全く違ったものでした。